2009年8月31日月曜日

組曲 地平線のかなたへ から 『サッカーによせて』 

組曲 地平線のかなたへ から『サッカーによせて』。
谷川俊太郎の詞に木下牧子が曲をつけたということです。
『春に』は、コーラス曲として人気が高く、学生時代に歌ったことがある、と言う方々も多いのではないでしょうか。

さて、
世界が平和でありますように、と願う気持ち。そしてそれを実現したい気持ちは、誰しもの心の中に、一人ひとりの心に深く、根付いているはずです。

私は本当に、戦争のない世界が実現すれば素敵なことだと思います。
それを実現できるのは何だろう。
政治なのでしょうか、経済なのでしょうか。分かりません。でも、一人ひとりの気持ちが、影響することは間違いがないと思います。

さて、サッカーは、世界の共通言語です。ボール1個あれば、言葉が通じない人どうしでも、シンプルなルールのもとにゲームを楽しむことができます。争いながらも楽しむことができます。
甘っちょろいことを言うようですが、そこにはさっきまで憎しみ合っていた人たちに、友情を生む可能性があります。
そしてもう一つ。音楽です。ポジティブなメロディーとリズムと歌詞を持った音楽は、人の心を言い方向に変える力を持っていると信じています。
特に合唱。言葉を超えなければならない、と言う問題があるにせよ、ひとつの歌を、それぞれの国の言葉で繋ぐことに、魅力を感じます。
近いうちに、戦争のない、核のない世界が来ることを信じて。

世界の平和を願うとき、聴きたい歌です。



『サッカーによせて』は私の同志、Yさんが教えてくれました。感謝します。

2009年8月30日日曜日

ホームにて  中島みゆき

『ホームにて』 中島みゆきが1977年に書いた歌。故郷を目指す列車とそれに乗る人たちがテーマです。

私は、高校を卒業した年に東京に出てきて、それから数十年、首都圏で暮らしています。故郷は広島。
故郷を離れて時が過ぎるほど、広島が好きになり、帰りたいな、と感じます。
かつてはあれほどのジャイアンツファンだったのに、今ではカープ。サッカーはもちろんサンフレッチェを応援しています。
正月やお盆には、できるだけ広島に帰るようにしていますが、盆と正月だけではなく、私の心には、中島みゆきの『ホームにて』が、いつも演奏されているような気がします。

故郷のことが恋しくなったら、中島みゆきの『ホームにて』を聴いて、思いっきり郷愁に浸りましょう。



2009年8月29日土曜日

愛の喜び マルティーニ

『愛の喜び』です。
『愛の喜び』はクライスラーの作曲のものもありますが、これは違います。
マルティーニの『愛の喜び』です。

マルティーニは、ジャン・ポール・エジード・マルティニ(Jean Paul Egide Martini, 1741年8月31日 - 1816年2月14日 パリ)は、ドイツのフライシュタット出身のフランスの作曲家です。
代表作は『愛の喜び』。イタリア語でもよく歌われます。

日本では結婚式でもよく歌われるらしいのですが、実は、愛の喜びは長く続かない、と言った内容なのですよ。

マルティーニの『愛の喜び』は、エルヴィス・プレスリーが歌って大ヒットした『好きにならずにいられない』の原曲です。

『好きにならずにいられない』はこちらでどうぞ。コリー・ハートが歌っています。

さて、マルティーニの『愛の喜び』です。

カレーラスのバトルの歌です。クリックしてください。

彼女や彼と恋愛関係になって、数ヶ月。声を聴くだけでドキドキして楽しかったときは過ぎ、相手の行動や言動が気になり始め、つまらぬ嫉妬に心が奪われ出します。
そんなときに、マルティーニの『愛の喜び』を聴くのもいいでしょうね。

好きにならずにいられない……恋愛に効果あり

「好きにならずにいられない(Can't Help Falling In Love)」。エルヴィス・プレスリーの1961年の歌唱で有名ですが、ここで紹介するのは、コリー・ハート。
コリー・ハートのナイーブでセンチメンタルな声が、歌詞の内容とマッチして、聴くものの心にしみ入ってきます。

異性を好きになるということは、脳の化学反応だったり、相手に幻を見ることだったり……そんなことは分かっているけど、それでもとても切ないこと。
「好きにならずにいられない(Can't Help Falling In Love)」って、素敵な言葉だと、私は思います。

恋に胸を焦がすとき、聴いてみたい一曲です。




ところで、この「好きにならずにいられない」には、原曲があります。
フランスの作曲家 マルティーニの『愛の喜び』です。
こちたで『愛の喜び』を聴いてください。