心に効く、音楽たち: 『外は白い雪の夜』　吉田拓郎

2009年10月11日日曜日

『外は白い雪の夜』　吉田拓郎

恋愛はいつか終わるものなのでしょうか。会うは別れの始め、ともいいますよね。

でも、実は私は、永遠の恋愛を信じています。恋愛はお互いが憧れるもの。永遠に憧れるもの。恋愛は、永遠の命を与えられることもあるのです。きっと。

そんな話を書きながら、今日、ご紹介する曲は、『外は白い雪の夜』。

吉田拓郎が、曲の開発に悩んでいたとき、松本隆に、吉田拓郎になりきってもらい、歌詞を書いてもらい、その歌詞に吉田拓郎が曲をつけて歌う、という方法でアルバムを作りました。
そのアルバムが『ローリング３０(サーティ）』。
『外は白い雪の夜』が収録されたアルバムです。当時はLPともいいましたが。

『外は白い雪の夜』は、当時の男女の別れを、見事に表現した歌だと思います。全部の内容ではなくても、どこかの部分が、わかる、と言う人は多いのではないでしょうか。

恋愛には、終わりがある場合もあるし、ゴールがない場合もある。

大好きな人がいて、でも、大好きな人と一緒に生きることができなくて、切ないですね。

終わってしまった恋愛を想いながら、聴いてください。

私は、終わらない恋愛があることを知っていますが。

伝説の篠島コンサート。鮮やかな吉田拓郎の復活でしたね。