心に効く、音楽たち: 『手紙～拝啓十五の君へ～』　アンジェラ・アキ Angela Aki

あけましておめでとうございます。
２０１０年があけました。
さあ、今年はどんな一年になるのでしょうか。

今年の一曲目。
何にしようかな、と思いましたが、

『手紙～拝啓十五の君へ～』

にしました。

この曲は、ご存じの通り、第75回（平成20年度）NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲でした。
私は、コンクールでこの曲を知りましたが、改めて、思い出したのは
広島の特派員から、改めて教えてもらったとき。

個人的なことで恐縮ですが、広島の特派員とは、１５歳の頃からの友人です。
そんなこともあり、今の私から、１５歳の自分に教えてやりたいことがたくさんあります。教えてあげたい……。

でも、過去に戻ることはできません。
では、どうすればいいのでしょうか？

『手紙～拝啓十五の君へ～』のタイトルの「十五」のところに、自分の年齢を入れてみるのです。

私は、十五歳の時から、随分年を重ねました。十五歳から数十年の年を重ねました。
でも、今の年から数年後、今の自分にいろいろ注意しなければならないことがあるとしたら、
数年後に、今の自分に後悔していたら……。

だから、私は、今の自分に、今の自分が手紙を書く気持ちで、
毎日を生きていこうと思います。
１秒１秒を大切にしていこうと思います。

『手紙～拝啓十五の君へ～』は
具体的な歌詞が、少し思い入れを拒んでしまうのですが
それでも共感するところはたくさんあります。

突然で恐縮ですが
世界の子どもたちのためにも、
１秒１秒をムダにできないのです。
そのことは、この曲を改めて私に紹介してくれた
広島の特派員も、わかってくれるはずです。

さあ、今年こそ、やりますよ。